この前、NHKの番組で「 キラーストレス 」というものを見ました。
つまり、人を死に追いやるほどのストレスについて詳しく解説していて、その攻略方法を紹介してくれてました。
私自身、更年期の不安症、不整脈、親の介護などと相まって、このキラーストレスと毎日戦っている状態ですが、殆ど全戦全敗でした。
ですから、この番組を拝見して、かなりの希望を持ったわけです。
「NHKスペシャル キラーストレス」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160618
今の私と同じ世代のサラリーマンの方々も全く同じ境遇で、毎日キラーストレスにさらされているのではないでしょうか。
子供も学校でこういう状態にさらされている人が多いと思います。
考えてみれば、私は子供のころから毎日のように胃が痛くなるようなストレスにさらされていました。
毎日のように、「あれやりたくないなぁ」、「この人と話したくないなぁ」、と思ってそのストレスを押し込めて表に出さないようにしてました。
今思えば、子供のころのそのストレスは社会に出るための忍耐修行だと思えるのですが、その頃はそういうことも分からず、日々苦しめられていました。ストレスを貯め込むタイプなので、意外と若い時に胃潰瘍をやったこともありました。
会社で自分がミスしたときに、その失敗を心の中でかなりの日数引きずることもしばしばありました。
歳を重ねるにつれて、そのストレスが身体を蝕むということに気付いてきて、解消しなければと思い立って、飲みに行ったり、音楽を聴いたり、友人とバカやったりしてましたが、寝る前にまたそのイメージが頭に思い浮かんでしまう状態でした。
そんなストレス解消行動もせずに、結局、家でボケーっとテレビを見ることしかなかったことが殆どだったかもしれない。
大好きな趣味を仕事にしようと思ったこともあり、その時には将来の夢で希望がいっぱいでした。
でも、結局、世間の現実に押しつぶされて夢をあきらめてしまいました。それに負けないだけの精神力や忍耐力もありませんでした。
夢を捨て、会社の歯車のサラリーマンになって、何とか会社の役に立つ業務ができるようになって生きてきました。
しかし、更年期の今の時期になって、自分の持病が目立つようになり、親の介護や、将来の金銭的不安に苛まれる毎日になってきました。
それで、毎日のように不安が心の底にあり、いろいろな意欲が失われて、将来に対する希望はゼロ状態になっています。
こんな状態の人がこの日本に蔓延していると思います。
こんな状態ではこの世の中も景気が良くならないのは当たり前ですね。
今、40~50代の団塊世代直後の人たちの心の中の景気が良くならなければ、社会の景気も良くならないと思います。
そんな中、NHKのキラーストレスという番組は一つの希望をもたらしてくれました。
実は、何となく分かっていたことだったんです。運動と座禅がストレスに効くということは・・・・。
ただ、これが科学的に理論的にそれが本当に良いということが分からなかった。
今までは、週に1度運動をするとか、座禅は気が向いたらやるとかその程度だったのです。
これが、自らを死に追いやるストレスから脳から切り離すために、運動と座禅を積極的に意識的に行わなければならないということに気付かされたわけです。
親も足腰が不自由になって、もはや積極的に運動をする意欲も消え失せてしまっています。
もし、親がこういうことを40~50代に知っていれば、もう少し車椅子生活を遅らせることができたかもしれない、と思っています。
さて、これから私はこの運動と座禅を積極的に取り入れて、これから希望を取り返して生活できるのか、自分の中の景気が良くなるのかどうか試していきたいと思っています。
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