今回は、頭部からだけ異常に汗かく頭部多汗症を治したく、汗腺を鍛えるために手足高温浴を試してみましたので、それを報告したいと思います。
一部自己流も含んでいます。
私は昔から汗かきで、頭皮は脂ぎっていて、頭からだけ汗をかいて止まらなくなる体質です。
緊張すると頭からだけ汗が滴り落ちて止まらなくなります。
同僚の人達は汗をかいていないのに、私だけ汗をかいていて、恥ずかしくなり、いつもその場を離れたくなります。
背中から首筋にかけて、身体が急に熱くなり、心臓がバクバクし始め、血液が頭部に集中して送られている感覚です。
普段は何でもないのですが、ちょっと緊張するとすぐ爆発的にそういう状態に陥るのです。
明らかに仕事に支障が出て、ストレスが貯まりまくりです。
そのために、以前から記事にしていたように不整脈も酷くなりますし、更年期障害(男性)が更に酷くなる原因になっています。
(健康診断や心臓、循環器診断は特に問題有りませんでした。)
この異常な汗さえ治ればいいのになぁと何十年もの間、常々思っていました。
そこで、これからこれを真面目に治そうと一大決心しました!
私の想像では、頭からだけ汗をかくのは、身体や手足の汗腺が衰えていて、そこから汗をかけないために頭部からだけ汗をかいているのだろうと思いました。
身体全体で汗をかいて冷やすことができないと、頭部に血液を一気に送って頭部で汗をかいて冷やしているのだろうと想像しました。
唯一冷却できるところは頭部だけという状態なのだろうと思います。
そう言えば、若いころからクーラーのガンガン効いた部屋にしかいなかったし、パソコン作業ばかりですし、運動もしていないですし、汗腺が衰えていることは明らかでした。
そういうことで、テレビで汗腺を鍛える方法を目にしたので、手足高温浴を試してみることにしたのです。
手足高温浴の方法(自己流含む)
退化した汗腺を鍛え直すため、以前、NHKのテレビ番組でやっていた手足高温浴というものを試してみることにしました。
要するに、湯温は高めの自分自身が「ちょっと熱い」と感じるくらいの温度に設定して、手首と足首が浸かるくらい湯を溜めて、以下のように半身浴します。
注意点ですが、手足高温浴をやる前に、必ず多めの水分を摂っておいてください。
これ、大事です。
私は湯温を45℃に設定してお湯を溜めました。
ただ、熱いとのぼせるので、これは個人の体調に合わせて温度をきめることです。
普段汗をかいていない人は十分注意して低めの温度から徐々に上げていくと良いのではないかと思います。
持病がある人は担当医師と相談の上、実施することですね。
手と足だけ湯に浸して、その他は外気にさらす理由は、通常の肩まで浸かる風呂の場合は、水圧で汗が外に出ないらしいです。
だから、血液の温度を上げやすい手首と足首だけ湯につけて、他は外気にさらして汗をかいて、蒸発させることが重要らしいです。
そして、この状態で20分以上キープしますが、結構キツイです。
45℃にしているせいもあるかも知れませんが、夏は辛いです。
でも、絶対無理をしない事です。
もうちょっと温度を下げても良いかも知れませんが、時間が経つと湯温が下がってしまうので、私は温度を高めに設定しました。
それに、この体制を続けることも辛いので、手首と足首を湯に浸しながら体制を定期的に変えるようにしました。
これをやると、超、汗ダラダラかきますよ。
そして、20分以上経過してある程度我慢できたら、温かめのシャワーで全身洗い流します。(水はダメです。)
その後、バスタオルで拭き取り、浴室を出ます。
そうしたら、常温の水分を摂るようにします。
けっこう喉が乾くと思います。
単なる水か、経口補水液が良いのではないかと思います。
常温というところが大事で、キンキンに冷えたドリンクを飲んでしまうと一気に体が冷えてしまって、汗が引いてしまうので要注意です。
ここからが大事です。
タオルで拭いても汗がダラダラ出て、身体が濡れたままになると思いますが、クーラーの効いた部屋とか、扇風機の風にあたるとかは一切しないことです。
身体を一気に冷やしてしまうと、今までの苦労が水の泡です。
少々気持ち悪いかも知れません。
暖かめの部屋で汗が自然と蒸発するまでしばらく待ちます。
テレビを見ながらボーっとするのも良いかも知れませんね。
私の場合は気温28℃以上の部屋が良いと思いました。
10~20分くらい経つと、だんだん汗が引いてくると思います。
汗が引いてくるときに、ちょっと寒くなる瞬間があれば、順調に汗腺が働いていると思われます。
完全に汗が引いたら、一連の手足高温浴は終了です。
汗腺を鍛えるのは、汗をかいて、自然蒸発させて、身体が冷却されて1セットと思えば良いと思います。
ここまでトータル1時間くらいかかると思います。結構長いですね。
時間がある時でないとできないです。
手足高温浴を2週間やってみた結果
かれこれ2週間、手足高温浴をやってみた結果を報告します。
実は、毎日実施することは流石に無理でした。
2日に1回がせいぜいでした。
最初は、頭部からのみ汗がダラダラ噴き出していて、腕や身体、足には殆ど汗をかいていない状態でした。
手足高温浴の回数を重ねるにつれて、だんだん腕や背中、太腿の皮膚がチクチクするような、汗が出始めた様な感触が出始めました。
2週間経ったころ、腕や背中に汗をかき始めていることが明らかに分かり始めました。
ただ、日中の職場ではクーラーのガンガン効いている部屋でパソコン作業しているし、2日に1回の手足高温浴では効果は薄いようです。
本当ならば、先ほど紹介したNHKのサイトにあるように、サウナや岩盤浴をたまには取り入れた方が効果は高いかも知れません。
未だに汗はベタベタで、頭部ばかり汗をかきますが、手足や背中に汗をかき始めている実感が出始めたので、もうしばらく手足高温浴を続けて、経過をこのブログで報告したいと思います。
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