あたり前ですけど、歯磨きは怠ってはいけないですね。
実は、私は子供のころから歯磨きは殆どしていなかったのです。
一日に1回程度です。
でも、殆ど虫歯になりませんでした。
甘い物も好きで、間食や夜食もしていたのに、これは自分でも不思議でした。
社会人になって、大人の付き合いが増えてくると、少しずつ小さな虫歯が出来てきて、たまに歯科医に行くと治療が必要ということで、小さめの銀の詰め物を入れられました。でも、ほんの小さいものでした。
年月が経つとその詰めた銀の隙間から虫歯が大きくなっていることも知らず、仕事が忙しかったり、同僚と飲んで帰ったらそのまま寝込んでしまったりして歯を磨かないこともあったりと、いろいろと怠けてしまいました。
子どもの頃は歯をあまり磨かなくても虫歯にならなかったし、むしろキレイな歯と言われていたので、自分は大丈夫だと思い込んでいました。おそらく唾液の修復力が強くて、虫歯にならないのだろうと思い込んでいました。
でも、口臭予防も考えて出来るだけ毎日1回は歯を磨いていました。
テレビの番組でも歯は1日にあまり磨かなくても大丈夫と言っていたのが頭に残っていたこともありました。
虫歯の痛みというのを忘れかけていた頃、先日、ついに歯に違和感が出始めました。
冷たい水を飲むとしみるんです。
鏡で見ても虫歯らしきものは見当たらなかったのですが、かなり久々に歯医者というものに行ってきました。
そうしたら、虫歯が3つも見つかったんです。
奥の歯が一番ひどくて、鏡では見えない側の方がかなり進行していました。
その他は、昔治療した銀の詰め物の周りから進行していて、鏡では分からず、歯の中身で虫歯が進行していました。
いやいや、これは参りましたね・・・。
そういえば、以前にNHKの番組で歯周病がいろいろな成人病(生活習慣病)に影響を及ぼしているという内容のものを見ました。
確かNHK特集だったと思うのですが、ネットで調べると「あさイチ」のページにそれらしい情報がありました。
2016/5/9放送 あさイチ ”口内フローラ”が歯周病を防ぐ
昔は歯医者なんか大したことしていないと思っていましたが、今の時代は歯がとても大事だということが私自身分かってきました。歯医者さん、スイマセン・・・。
歯周ボケットをしっかり磨かずに放っておくと歯周病が進行して、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、の原因になるらしいです。つまり、そこが悪くなると、そこから細菌が体内に入り込み、様々な悪影響を及ぼすということです。
歯周病って、あまり気付かずに放っておいてしまう事が多いのではないでしょうか。
それって、つまり、かなり長い間体内に細菌の侵入を許してしまっているということになりますよね。そりゃぁ、身体に影響が出るわけですよ・・・。なるほど・・・。
また、歯というものの大事な効力があります。
介護など寝たきりの方が胃ろうで栄養を取っている場合、自分の口でよく噛んで口から食べられるように訓練していくと、寝たきりの老人が起き上がれるようになったという番組も見ました。それだけ、口から栄養を取り、噛むという動作が生きることにとても重要な役割を果たしているんですね。
私も介護をしていて、親はまだ胃ろうではないのですが、親の口の中の入れ歯を見ていると口腔ケアはとても重要だと思っています。
親は夜寝る時に口が開けっ放しになって乾燥してしまっています。先ほどの「あさイチ」のページにもあるように、寝ている間は口を閉じて唾液で常に満たすことが大事なんですね。
私自身も朝起きたら口がカラッカラに乾いているときが多いのです。
こりゃ、口内細菌が増えるから何とかせねば・・・と思っていて、最近は口の周りの筋肉を鍛えるようにしています。
ということで、歯のケア、口腔ケアは大事で、歯医者さんも尊敬せずにはいられないと思っている今日この頃です。
この機会に治せるところは全部直して、しっかりとした寝る前の歯のブラッシングと、口の周りの筋肉を鍛えることを怠らないようにしようと思います。
タダでさえ低い更年期のテンションなのに、こんなことで更に下げたくないですからね・・・。皆さんも気を付けましょう!
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